緑茶(りょくちゃ)は日本で最もよく飲まれているお茶です。
その緑茶はチャノキの葉から作った茶で、摘み取った茶葉を加熱処理して発酵を妨げたものです。
緑茶の中には番茶(ばんちゃ)、抹茶(まっちゃ)、焙じ茶(ほうじちゃ)などが
ちなみに、緑茶を焙煎するとほうじ茶に。玄米を加えると玄米茶になります。
また、茶葉を半分発酵させることでウーロン茶になり、しっかり発酵させると紅茶になります。
同じお茶の葉から作るのにいろいろなお茶に変わるのですね。
緑茶の主な生産国は中国で全世界の緑茶の約75パーセントを供給する主要生産国である。
煎茶とは
煎茶は、緑茶の中の一つの種類です。
煎茶はずーっと日光を遮らずに栽培して、茶葉を蒸して揉みながら乾燥させたものです。
たくさんの太陽の光を浴びて作られるため、カテキンというお茶の渋み成分が旨味成分であるテアニン以上に増加するため煎茶は渋みを感じやすい緑茶となります。
煎茶の由来は、中国から伝わってきた当時、茶葉は煎じて飲んでいたそうです。
その名残から今でも「煎茶」と呼ばれています。
煎茶とほうじ茶、番茶の違い
そして、夏以降の硬い茶葉を茎とともに刈り取って作ったものを番茶と言います。煎茶との違いは、成長したお茶の葉を使って作られているというところです。淡白で苦味が少ないので、小さいお子様や体調を崩されている方でも飲みやすいお茶です。色が淡く、透明度が高いのでペットボトルのお茶の原料によく使われています。
緑茶の中でも、煎茶や番茶などの茶葉を強火で焙じて作られたお茶がほうじ茶です。煎茶は新芽を使うのに対し、ほうじ茶は硬い葉の部分を使った番茶を使います。茶葉は濃い茶色で、香ばしさと渋みが特徴的。口当たりの刺激も少なく、すっきりさせてくれるので、食後に飲むことがおすすめです。カフェインやタンニンも少ないので、お子様からお年寄りまで幅広く飲まれています。